10年にわたる構想を費やした意欲作「恋愛裁判」公開!

カルチャー

世界から注目を集める、深田晃司の最新作「恋愛裁判」が1月23日(金)から公開される。
齊藤京子が映画初主演を務める本作。

人気急上昇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバーでセンターを務める山岡真衣(齊藤京子)は、中学時代の同級生・間山敬(倉悠貴)と偶然再開し、恋に落ちる。真衣は、アイドルとして背負う「恋愛禁止ルール」と、抑えきれない自身の感情との間で葛藤する。しかし、ある事件をきっかけに、彼女は衝動的に敬のもとへと駆け寄る。その8ヶ月後、事態は一変。所属事務所から「恋愛禁止条項違反」で訴えられた真衣は、事務所社長の吉田光一、チーフマネージャーの矢吹早耶らによって、法廷で厳しく追求されることとなる。


監督は『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門で審査員賞を受賞し、前作『LOVE LIFE』で第79回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に選出されるなど、世界から注目されている深田晃司。今回は「元アイドルの女性が“恋愛禁止ルール”を破り、賠償命令」が言い渡された実際の裁判からヒントを得て、自ら企画・脚本を手掛けた。約10 年にわたる構想を費やした渾身作、日本独自のアイドル文化とその暗黙のルールに深く踏み込む。 
主人公・真衣を演じる元日向坂46・齊藤京子は映画初主演にしてアイドルとしての内面的な葛藤をリアルに体現。オーディションで「これは自分がやるべき映画だ」と強い思いを語り、その「清らかさ」の裏に隠された一人の女性としての素顔を演じ切った。共演には、真衣と恋に落ちる中学時代の同級生に倉悠貴、野心的なマネージャーに唐田えりか、事務所の社長に津田健次郎など実力派俳優陣が集結した。さらに、劇中アイドルグループ「ハッピー☆ ファンファーレ」は、現役アイドル・元アイドルを中心に構成され、徹底したリアリティを追求。音楽、ダンス、ライブステージ、グッズなど、アイドルの世界を忠実に表現し、その光と影を描き出した。 日本独自のアイドル文化とその暗黙のルールに鋭く切り込んだ「恋愛裁判」をぜひとも劇場で観てほしい。

〈キャスト〉
齊藤京子 倉悠貴
仲村悠菜 小川未祐 今村美月 桜ひなの
唐田えりか 津田健次郎 

〈スタッフ〉
企画・脚本・監督:深田晃司 
共同脚本:三谷伸太郎 
音楽:agehasprings 

制作:東宝 共同制作:ノックオンウッド agehasprings ローソン
制作プロダクション:ノックオンウッド TOHO スタジオ
配給:東宝
ⓒ2025「恋愛裁判」製作委員会

公式サイト:https://renai-saiban.toho.co.jp/
公式X:@ ren_ai_sai_ban IG:@happy_fanfare TikeTok:@ren_ai_sai_ban

文/関谷莉央(東京ビジュアルアーツ・アカデミー)

You cannot copy content of this page

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました