約2000個の江戸風鈴が夏の境内を彩る
毎年、川越氷川神社で行われる祭事「縁むすび風鈴」。
12年目を迎える今年も6月28日〜9月15日まで開催中。
境内には約2000個の色とりどりの江戸風鈴が飾られており、涼しげな音を奏でて夏の暑さを和らげているようだ。ガラス風鈴は職人さんの手作りのため、形や色がそれぞれ異なっており、一つ一つ見ていくだけでも楽しめる。
本殿横には約8メートルの長さの風鈴回廊が。昼と夜では違った姿を鑑賞できる(下記写真)。
また、自宅に飾れるよう、お持ち帰り用の江戸風鈴や風鈴にちなんだお守りや御朱印も用意されている。


夕方にはライトアップされ、昼間とは違い幻想的な空間が広がっている。川越氷川神社の創建由緒に倣って18時30分〜20時まで境内にある小川には灯りが灯され、まるで天の川のような光景を見ることができる。
また、出雲の神社をお祀りする神社であることにちなんで、精微な霧で「雲」を再現。こちらは不定期に開催されている。


「チリン」の音は神様に願いが届いた合図!?
昔の日本人は、目に見えない「風」が人の想いを神様や大切な人に届けてくれると信じていたそうだ。その目に見えない風を「音」で感じさせてくれるのが風鈴。境内に飾られた風鈴には願い事を書いた短冊を結ぶことができる。願いをのせた風鈴の音は「縁むすびの神様」へ届くかもしれない。
訪れた際はぜひお願い事を書いてみてはいかがだろう。

開催日 令和7年6月28日(土)〜9月15日(祝・月)
開催時間 午前9時〜午後8時 ライトアップは18時半ごろから20時
※お守りやおみくじなどの授与業務は8時から(平日)19時(土日祝)19時半まで
開催場所 埼玉県川越市宮下町2-11-3 川越氷川神社
アクセス ・JR東武東上線 川越駅よりバスで10分
・西武新宿線 本川越駅よりバスで7分
境内に約1500個の江戸風鈴が彩る夏の小江戸川越の風物詩。20時までライトアップも実施。
埼玉県川越市にある「川越氷川神社」では、2024年7月6日(土)〜9月8日(日)の期間、夏祭事「川越氷川神社 縁むすび風鈴」が開催されます。境内にはガラス製の江戸風鈴が1500個以上飾られ、涼しい音が響きわたります。風鈴には風に乗って神様に...